仲良くも悪くもない子がある日突然この世を去りました涙を浮かべた先生の前で目合わせ微笑む人でなし 正直者がバカを見る正直者がバカを見る正直者がバカを見るなど当然でしょう？ 教科書通りじゃ生きられないでもそれじゃ点数とれない …

誰一人　望んでは生まれてこない分かり合えないままただ一人　街路に垂らされた果実摘んで歩を進める 潰してしまおうよ燃やしてしまおうよ植え付けられた愛と歌え 産声を上げたその時からずっと流し続けていた涙が止んだのは哀しみに満 …

夥しく生い茂る草生まれて間も無く消える歌私の大半占める無駄命の大半占める無駄「逃げるんだ？」言える無茶聞こえないフリで閉める蓋ドブの中で人知れず羽化イカれた世界にひれ伏すな 足の踏み場もないほどに蔓延る毒の花弁纏わりつく …

完成された日々が割れ出す音気づかないふりして笑う乾いた声錆びついた言葉で満足に酔う気づかなければほら　幸せな生を歩む 埃に塗れた箱庭で不遇謳って手を叩く嬉々として悲劇を語らうもう戻れやしない 風に舞う花びら数えあなたの伸 …

また夜が顔を出すあのお月様がパパ痩せ細る体抱いて望まぬ明日へ「おやすみ」 また夜が顔を出すお腹は空いてないわ幸せな夢を見ましょう一時だけの出来損ないではずれくじ名付けられるは穀潰し鏡に映った透明　燻んだ情景　巣くった亡霊 …

ひび割れた鏡と埃まみれの積み上げられたガラクタの山寒さは通り過ぎて蕾が開き造り物の希望が顔を出す イカサマ蔓延る素敵なゲームですチクチク痛むのはそこかしこ御大層な建前に気づいたらパパママお友達皆ドール 不幸自慢のための餌 …

仲良くも悪くもない子がある日突然この世を去りました涙を浮かべた先生の前で目合わせ微笑む人でなし 正直者がバカを見る正直者がバカを見る正直者がバカを見るなど当然でしょう？ 教科書通りじゃ生きられないでもそれじゃ点数とれない …