BPM: 140
完成された日々が割れ出す音
気づかないふりして笑う乾いた声
錆びついた言葉で満足に酔う
気づかなければほら 幸せな生を歩む
埃に塗れた箱庭で
不遇謳って手を叩く
嬉々として悲劇を語らう
もう戻れやしない
風に舞う花びら数え
あなたの伸びた影を追う
黄昏に染まる空を仰いで
届かぬ想いを抱いた
色とりどり染まる葉は侘しく
その身の果てをただ誇示するように燃やす
「明くる年もまた出逢えるだろう」と
何も知りもせずに無邪気な笑みを浮かべた
取ってつけたような土俵で
有象無象が妬み合う
誰しもが傀儡と悟れず
もう戻れやしない
時を超えあなたと出逢い
儚い恋の夢を見よう
白い闇染まる空を仰いで
叶わない願い抱いた
泡沫に波打つ淡い夢
一つ一つ音を立てて
弾けて消えてゆく
僅かも残らずに
果てない虚空が広がる
風に舞う花びら数え
あなたの伸びた影を追う
黄昏に染まる空を仰いで
届かぬ想いを抱いた
時を超えあなたと出逢い
儚い恋の夢を見よう
白い闇染まる空を仰いで
叶わない願い抱いた